進撃の巨人

漫画
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今回は「進撃の巨人」のストーリーを解説しています。ネタバレを含みますのでご注意ください。

読める時間20分
過去作との繋がり0.0
ストーリー難易度5.0
どっきり度4.0
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この記事は既読の方へ向けた解説重視になっています。なるべく時系列順を意識しました。

はるか昔、大国「マーレ」が一大陸を支配する時代、「エルディア」国の「ユミル」が巨人の力を手に入れます。

巨人の力を手に入れるユミル

巨人の力でエルディアは繁栄を極め、大陸の支配者はマーレからエルディアに移行します。

ユミルの生涯
  • エルディア国の奴隷だったユミルは家畜の豚を逃がし、国を追放される。
  • 彷徨う果てに、脊髄のような生物と接触し、巨人の力を手に入れる。
  • 力を手に入れたことで王の妻となり、娘「マリア」「ローゼ」「シーナ」を産む。
  • 巨人の力でエルディアは繁栄を極め、マーレは衰退を始める。
  • 敵国に命を狙われる王を庇い、重症を負う。
  • 王の自分への愛が無いことに気付き、巨人の能力を使わずに死を選ぶ

夫である王からも愛されなかったユミルは、この世に未練を残し死すら存在しない世界』へと引きこもります。

ユミルは本当の「愛」を知らないという未練を残したわけですね。その未練を理解した人物こそ、エレンだったわけです。

そして残された巨人の力は9つ分けられ、エルディア国に代々受け継がれていきます。

9つの巨人とその能力

巨人継承のルール
・巨人の力を受け継ぐには、巨人を食べる
・巨人の力を受け継いだものは13年しか生きられない。
重要 始祖の巨人の能力を使うには、王家の血を持つものとの接触が必要

マーレの内部工作により、9つの巨人との「巨人大戦」という内戦が起こり、エルディア国は衰退をはじめます。

平和思想だった当代エルディア国王は戦争を嫌い、一部のエルディア人と共に「パラディ島」に移住し、引き連れた超大型巨人を基盤にして3重の壁を建造します。

超大型巨人を基盤にして壁を建造

王は【始祖の巨人】の力を使って、「島外の人類は滅んだ」と島民の記憶を改ざんします。

さらに王は、次代の王に自身の平和思想を残すため、「不戦の契り」という、自身の思想を無理やり植え付けることにします。(つまり始祖の巨人を受け継いでも、その能力を行使できないということ

大戦後のマーレ

9つのうち7つの巨人を手に入れ再び世界の支配者となる。

大戦後のエルディア人

マーレの歴史改竄により、世界の悪者にされ、マーレ内の収容区に隔離され差別をうける。

マーレで迫害されていた「グリシャ・イェーガー」は【エルディア復権派】に加入し、王家の末裔である「ダイナ」と結婚後、息子「ジーク」を設けます。

グリシャ、ジーク、ダイナ
エルディア復権派

エルディア国の復興を掲げる組織。パラディ島の王から始祖の巨人を奪還し、マーレを打倒することを目的とする。

エルディア復権派

ダイナとジークには、始祖の巨人の能力発動に必要な「王家の血」があることを押さえておいてくださいね!

ジークが当代の【獣の巨人】「クサヴァー」と出会い、エルディア人への迫害を繰り返させないため、エルディア人の根絶を目的として【エルディア人安楽死計画】を画策します。

クサヴァ―
エルディア人安楽死計画

端的に言えば、『エルディア人の存在を世界から消す』という計画。生まれなければ苦しむことはないだろうという考え方。

ジークの密告によりグリシャやダイナは捕まり、パラディ島で知能を持たない巨人【無垢の巨人】に変えられる「楽園送り」が執行されます。

楽園送りにされるダイナ

ダイナは巨人に変えられますが、グリシャはマーレ側の内通者の助けにより、【進撃の巨人】を継承し、パラディ島へ亡命します。

パラディ島の壁内に辿り着いたグリシャとその妻カルラとの間に「エレン」が誕生します。

エレン誕生

ミカサ」の両親が強盗に殺害されますが、ミカサはエレンと強盗犯を殺害し、ミカサはグリシャに引き取られます。

ミカサにマフラーを巻くエレン

その頃からミカサの頭痛が度々起こるようになります。

この時から、未来のエレンと手を組んだユミルがミカサに干渉しています。

グリシャが壁内王家を襲い、始祖の巨人を継承。グリシャは進撃の巨人』と『始祖の巨人』を両方保持し、その力をエレンに引き継がせます。(未来エレンの介入)

グリシャを脅す未来のエレン

一方、マーレは始祖の巨人を奪還するため「ライナー」・「ベルトルト」・「アニ」・「マルセル」をパラディ島に向かわせます。(マルセルは途中リタイア)

始祖奪還に向かわされる継承者たち

その後、ベルトルトとライナーは巨人化、シガンシナ区の壁に穴があき、多数の巨人が壁内に侵入します

これによりエレンの母カルラが死亡してしまいます。(未来エレンの介入)

ダイナ(元妻)の巨人に食べられるカルラ(現妻)

ここで未来エレンは、巨人を操作して、母をあえて食べさせることで、巨人への恨みを過去の自分に植え付けんですね。

エレンは、ミカサや幼馴染「アルミン」と共に、訓練兵団(104期)に入団し、数々の仲間と出会います。

104期訓練兵たち

その後、再びベルトルトが【超大型巨人】となり、トロスト区に穴をあけますが、エレンの巨人化により穴を塞ぎ、トロスト区奪還に成功します。

巨人化するエレン

巨人化できるエレンは異質とされ、その身柄は調査兵団に預けられることになり、エレンは「リヴァイ」や「ハンジ」に出会います。

リヴァイ
ハンジ

その直後【女型の巨人】の力をもつ同期訓練兵の「アニ」は、巨人を持つエレンを捕らえるべく動き始めます。

巨人化したアニ

アルミンの推理でアニの正体が突き止められますが、アニは自身の体を結晶化して眠りにつきます。

アニの正体を暴くアルミン

一方ジークは、始祖の奪還に向かった先遣隊の調査のため、パラディ島に向かい、ベルトルトやライナーと合流、エレンの奪還を強行することになります。

エレンはベルトルトとライナーと交戦しますが敗北し、連れ去られてしまいます。

エレンとライナーが激突

そして調査兵団が救出へ向かいますが、エレンとミカサが窮地に陥ってしまいます。

死を悟りエレンに別れを告げるミカサ

そこへ現れた巨人となったダイナ(グリシャの元妻・王家の末裔)とエレンが接触したことで、エレンが始祖の巨人を「巨人を操る」能力を発動させます。

始祖の巨人の能力を無意識に発動

エレンが逃げ延びた頃、同期訓練兵の「クリスタヒストリア)」が王家であることが判明します。

過去を語るクリスタ(ヒストリア)

さらにエレンの始祖の巨人の力が発現したことにより、世界の真実に近づきはじめた調査兵団が王政に狙われることになります。

調査兵団は様々な人たちの協力を得て、内政を牛耳る権力者たちを制圧します。

権力者の真意

始祖の巨人を代々継承する「レイス家」は、仮初の王を擁立して、政治の場には立っていませんでした。

しかし、”始祖の巨人は王家に戻されるべき”と考えた王家「レイス家」の「ロッド」にエレンが捕縛されます。

捕まるエレン

ヒストリアは巨人化したロッドを撃破、ヒストリアは新女王となり、エレンは硬質化の能力を得ます。

新女王となるヒストリア

硬質化の能力を得たエレンを筆頭に、かつてベルトルトが破壊した壁の修復へ向かいますが、潜伏していたベルトルト、ライナー、ジークとの戦いが勃発します。

リヴァイによって戦いの火蓋がきられる

調査兵団団長「エルヴィン」の犠牲もあり、ジークとライナーを撤退に追い込みます

犠牲を覚悟するエルヴィン

そしてアルミンは身を賭してベルトルトを倒し、瀕死の状態になりますが、【超大型巨人】を継承することで息を吹き返します。

蘇るアルミン

壁をふさぎ終えたエレン達はグリシャの残した手記により、壁外の世界について、巨人の秘密等を知ることになります。

その後エレンはウォールマリア奪還の勲章授与式にて、王家のヒストリアに触れたことで始祖の巨人に干渉を始め、さらに進撃の巨人の未来を見る力を認識し、二つの計画を実行に移し始めます。

未来が見えたエレン
エレンの目論み

一、自らの始祖の巨人と王家の血を使ってこの世から巨人の存在を消しさる
一、巨悪を討ったという実績を作り、エルディア人の地位向上

その後壁外調査の末、海にたどり着いたエレン達は、マーレの調査船団と接触します。

エレンはジークの【エルディア人安楽死計画】に賛同するマーレの「イェレナ」たちと秘密裏に接触し、協力関係を結び、単独行動を繰り返すようになります。

ジークの計画

エレンはこれを利用して、始祖の巨人の能力を自分のものにしようと企んでいたわけですね。

ジークは来る未来のため、自身の脊髄液入りのワインをパラディ島に送りはじめます。

脊髄液入りのワインを振る舞う

獣の巨人の脊髄液を飲んだものは、獣の巨人の合図とともに、無垢の巨人になってしまう。

港の整備が進み、ヒィズル国の「キヨミ」が来訪したことにより、ミカサの【アッカーマン一族】は、始祖の巨人の干渉を受けないことがわかります。

アッカーマン一族

巨人の研究の結果誕生した、人の姿のまま一部巨人の力を引き出せる一族。また、始祖の巨人の洗脳の干渉を受けない。

その後、マーレへの潜入調査が実行されることになり、エレン達調査兵団はマーレに向かいます。

マーレの調査を決める調査兵団「ハンジ」

一方マーレでは、各国の連携を図り、始祖の奪還を確かなものにするため、巨人大戦の語り部である「ダイバー家」の「ヴィリー」による劇が催されます。

演説をするヴィリー

そこに単独行動していたエレンが襲撃をはじめ、ヴィリーを襲い、その妹から【戦槌の巨人】を奪います。

戦槌の巨人を取り込むエレン

さらに亡命を望んだジークを助けますが、マーレの「ガビ」によって調査兵団の同期「サシャ」が命を落とします。

サシャの死
亡命するジーク

エレンに不信感を抱いた仲間たちの手によって、エレンが監禁されますが、エレンを信望する「フロック」らのテロの隙をつき、エレンが脱走します。

テロの犠牲になる最高指導者ザックレー
エレン脱走

監視を受けていたジークも脱走し、エレンとの接触を目論み、自身の脊髄液入りワインを飲んだものたちを次々に【無垢の巨人】に変えていきます。

エレンとジークは接触を果たし、二人はすべての「道」が交わる「座標」の中へ入ります。

首だけとなったエレンと

しかし、ユミルの未練を理解したエレンがジークを裏切り、「地鳴らし」を発動させます。

ユミルを取り込むエレン

エレンは巨人の大群で国々を踏み抜いていきますが、目的の一致した調査兵団やマーレ国はエレンを止めるため手を組みます。

地ならしが発動

ミカサやアルミンの手によってエレンは敗れ、エレンは自身の目的や想いを告白し、その命を落とします。

エレンの最後を看取るミカサ

始祖の巨人のユミルは、エレンとミカサという自分とは違った「愛」の形を知り、愛を知ったユミルは、この世への未練を無くし、すべての巨人の力と共に消え去ります。

巨人の力が消え去る

始祖の巨人とエレンがいなくなったことによって地鳴らしは止まり、エレンの目論みの一つでもあった「エルディア人」の地位向上がなされます。

討伐を宣言するアルミン

エレンは、アルミンに自身を倒させることによって、「人類の危機を救った」と世界に知らしめる目的がありました。

全てを終えたアルミンたちは、パラディ島への報復を恐れ、マーレとの和平交渉へと向かいます。

交渉に向かうヒストリア

パラディ島でアルミン達を待つミカサは、鳥となったエレンと出会い、感謝を伝えます。

鳥となって別れを告げるエレン?

エレンの苗字であるイェーガーですが、英語で言うとJaeger=トウゾクカモメ類という意味があります。

その後、世界ではまた戦争がはじまり、巨人の力を甦らそうとしてる少年が映し出されますね。歴史は繰り返されるということでしょうか…。続編が楽しみです。

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