エヴァンゲリオン新劇場版:破

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今回は「エヴァンゲリオン新劇場版:破」のストーリーを解説しています。ネタバレを含みますのでご注意ください。

読める時間10分
過去作との繋がり5.0
ストーリー難易度5.0
どっきり度5.0
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前記事の「序までの流れ」、「序」を読んでいただくと、よく理解できるかと思います。
よろしければどうぞ

ざっくり時系列

エヴァンゲリオン新劇場版 
  • NERVユーロ支部で、「真希波・マリ・イラストリアス」が搭乗する仮設5号機が第3使徒撃破後に自爆

    マリは脱出し、日本へ密入国する。

  • ドイツ支部から2号機パイロットの「式波・アスカ・ラングレー」が来日、シンジ、レイと協力して使徒を撃破する

    時を同じく、NERVとゼーレの二重スパイである「加地リョウジ」も来日。

  • 加地が人類補完計画の重要アイテム「ネブカドネザルの鍵」をゲンドウに渡す

  • NERV北米支部が消滅し、3号機が日本に移管される

    一国のエヴァ保有数を3体までとする「バチカン条約」により、2号機が凍結される。

  • 3号機パイロットにアスカが選ばれ起動実験が行われるが、3号機に寄生していた使徒が暴走する

  • 3号機との戦闘を拒否したシンジに対し、ゲンドウは初号機をダミーシステムによる制御に切り替える

    初号機は3号機を完膚なきまでに破壊。シンジはゲンドウに怒り、NERVを離反する。

  • 第10使徒が襲来、マリが2号機の隠された能力「ザ・ビースト」を使って挑む

    獣のような動きで善戦するが、使徒の強力なATフィールドが立ち塞がる。

  • レイの乗る零号機は、自爆覚悟で第10使徒に挑むが、逆に捕食されてしまう

    捕食されているところを見たシンジは、初号機に再び乗ることを決意する。

  • シンジの乗る初号機が暴走して使徒を撃破する

    使徒に取り込まれたレイを、使徒から取り返すことに成功するシンジ。

  • 初号機が覚醒し、サードインパクトが始まる
  • 渚カヲルが乗るMark.06が、月から「カシウスの槍」を投げてサードインパクトを止める

    初号機が停止し、サードインパクトは止まるが、第3新東京市地下の黒き月が浮上し、街は壊滅する。

人物紹介

人類

エヴァ初号機パイロット。14歳。内向的な性格。小さい頃に母をなくし、離れて暮らしていた父のゲンドウに苦手意識をもつ。料理など家事が得意。

NERVでエヴァの戦闘指揮官として作戦を立案する。29歳。シンジの保護者として同居する。明るくずぼらな性格だが、セカンドインパクト時に父を亡くしたトラウマを持つ。

特務機関NERVの総司令でシンジの父。エヴァ初号機に取り込まれた妻の「碇ユイ」に会うために、人類補完計画を画策する。シンジに冷たい一方で、綾波レイには笑顔を見せる。

エヴァ零号機パイロット。寡黙で常に無表情。唯一、碇ゲンドウに心を開いていた。実際は碇ユイのコピーであり、第2使徒リリスの魂を持っている。

エヴァ2号機パイロット。ドイツ出身。勝気な性格と言動で、使徒と戦うことを心の拠り所としている。パペットに話しかけたり、ゲームしたりと一人を好むが、シンジに興味をもっていく。

エヴァパイロット。イギリス出身。年齢不詳。エヴァでの出撃時に日本の歌謡曲を口ずさみ、戦闘を楽しんでいる。ゲンドウを古くから知っており、独自の目的をもってエヴァに乗っている。

NERV特殊監査部所属でゼーレの二重スパイ。ミサトとリツコは大学時代の友人で、ミサトと恋仲にあった。NERV施設内にあるスイカ畑を育てている。

古くから世界を牛耳ってきた秘密結社。裏死海文書に則って、人類補完計画を進める。エヴァと使徒の融合実験を行う。
モノリス7体がゼーレのメンバーであり、ゲンドウに指示する。

NERVの副指令官。大学の教え子である碇ユイを通してゲンドウと知り合い、スカウトされる。将棋が趣味。ユイに好意を寄せていた。

NERVのエヴァ開発責任者。30歳。ミサトとは大学時代からの親友。母の赤木リツコと同じく優秀な技術者であるが、冷徹な一面もある。

シンジの通う中学校のクラスメイト。使徒との戦闘中に妹が怪我したため、シンジを殴るが、後に和解して友人となる。関西弁の熱血漢。

シンジの通う中学校のクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持っている。変わり者だが、鋭い観察眼を持つ。エヴァパイロットになることを強く望んでいる。

使徒

月にある棺から目覚めた謎の少年。シンジを知っている意味深な発言を残す。正体は、ゼーレが人型の肉体に第一使徒・アダムスの魂を入れた者。

詳細解説

アスカ、来日

NERVユーロ支部ベタニアベースでは、拘束されていた第3使徒を、謎の少女が操縦するエヴァ仮設5号機が追撃し殲滅。パイロットは脱出し、仮設5号機は自爆プログラムによって蒸発します。

日本の第3新東京市。父ゲンドウと、母の墓参りをしたシンジはその帰り道、第7使徒に遭遇しますが、突如空から降下してきたエヴァ「2号機」が使徒のコアを破壊し、殲滅します。

2号機パイロットの「式波・アスカ・ラングレー」は、レイとシンジへ敵意を剥き出しにし、「えこひいき」「七光り」と馬鹿にします。

一方、NERV首席監察官の「加地リョウジ」は、ゲンドウに人類補完の扉を開くとされる「ネブカドネザルの鍵」を渡します。

アスカもミサトの家で暮らすことになります。勝気な性格のアスカは、自室で自分の名前入りのパペットに話しかける一面を見せます。

ゲンドウと冬月は月面にあるゼーレ基地の6号機「Mark.06」の視察に向かい、月面に生身の人を視認します。その人影は、宇宙船で去っていくゲンドウたちに向かって「はじめまして、お父さん」と呟きます。

3人での使徒撃破

赤く染まった海をもとに戻す研究施設に招待されたシンジたちは、セカンドインパクト前の海に存在した生き物たちを鑑賞します。

地球上空に第8使徒が出現し、NERV地下本部を狙って落下してくる使徒に対して、ミサトはエヴァ3体を同時展開し、ATフィールドを全開にして使徒を手で受け止め、コアを破壊するという作戦を立てます。

各位置から発進した3体は落下地点へ急ぎ、いち早く到達した初号機は使徒を受け止め、次いで2号機がコアを破壊しようとしますが、コアが回転して捉えることができません。

零号機がコアを掴み、2号機の攻撃で何とか使徒を倒します。

アスカは一人で何もできなかったと落ち込みますが、シンジのことを認め、「七光り」ではなく、「バカシンジ」と呼ぶようになります。

ある日、お弁当を作ってくれたシンジに感謝の気持ちを抱いたレイは、ゲンドウを含めた皆で食事会をしようと企画します。

シンジが学校の屋上で寝転がっていると、空から謎の眼鏡の少女がパラシュートで降りてきて、シンジに「NERVのわんこ君」と告げて去っていきます。

レイは食事会に向けて料理を練習し、NERVの皆に招待状を渡します。

悲劇の機体、3号機

突如として開発中のエヴァ「4号機」を爆心地として北米のNERV支部が消滅し、残った「3号機」がゼーレの命令により日本に移管されることになり、バチカン条約により2号機が凍結されます。

バチカン条約…一国のエヴァ保有数を3体までと定める条約〕

参号機の起動実験が松代で行われることが決まりましたが、くしくもレイの企画した食事会の日であり、誰を3号機に乗せるか悩むミサト。

参号機到着の日、アスカはテスト用のプラグスーツに身を包み、ミサトと通話して「最近他人といるのもいいかなって思う」と心境の変化を伝えます。

3号機の実験が始まり、LCLが満たされると同時に精神汚染濃度危険域に突入、3号機内に高エネルギー反応が確認され、爆発が起こります。

レイの食事会に向かっていたゲンドウは、松代での爆発事故の一報を聞き、ダミーシステムを搭載した初号機を出動させます。

一人での出撃に戸惑うシンジは、前方に現れた3号機を使徒として攻撃命令が下りますが、アスカが参号機に乗っていることに気づき、攻撃を受けても戦うことを拒否します。

ゲンドウはシンジと初号機のシンクロを切断し、ダミープラグによる制御に切り替えてしまいます。

シンジの意に反して初号機は獣のような動きで3号機を圧倒し、3号機のエントリープラグを噛み砕きます。

初号機のコントロールを取り戻したシンジは怒り、もうエヴァに乗らないことを決意し、ゲンドウにもらったS-DAT(オーディオプレイヤー)も捨て、NERVを去ります。

最強の使徒、襲来

第3新東京市に最強の第10使徒が襲来、凍結されたはずの2号機がNERVとの通信を切断して出撃します。

2号機を操る「真希波・マリ・イラストリアス」は、2号機を獣化第2形態「ザ・ビースト」へと変形させ、獣のような戦い方で善戦しますが、使徒の変幻自在な攻撃に圧倒されます。

そこにN2誘導弾を抱えた修復中の零号機が使徒に向かっていき、2号機とともにATフィールドを破って、レイ乗る零号機は自らを犠牲にして爆発します。

2号機は吹き飛ばされた先のシェルターでうずくまるシンジを発見し、シンジは変わり果てたジオフロントの風景と、使徒に捕食される零号機を目にします。

零号機を取り込んで人型に変形した使徒は、NERV本部の第2使徒「リリス」を目指して侵攻し、NERVは初号機をダミーシステムで出撃させようとしますが、初号機が拒否します。

シンジは初号機に再び乗ることを決意し、司令室まで侵攻した使徒と交戦し、外に出しますが、活動限界になります。

しかし、シンジの「綾波を、返せ!」という強い思いに呼応するように、初号機は再び動き始め、使徒を圧倒します。

セカンドインパクトのつづき

初号機は覚醒して人智を超えた姿となり、人間に戻れなくなる危険を冒してでも、初号機を動かします。

シンジは使徒のコアに手を伸ばし、コアの中でうずくまる綾波に「来い」と叫び、手を伸ばしたレイを引き上げます。

レイの片手にはシンジが捨てたS-DATが握られていました。

シンジがレイを抱きしめる背後で大爆発が起こり、初号機には翼が生え、サードインパクトが始まろうとしていました。

光の巨人となった初号機の体が突然、槍によって貫かれ、サードインパクトが止まります。

槍を投げたのは月から来たMark.06であり、搭乗する少年は「さぁ、約束のときだ、碇シンジくん。今度こそ、君だけは、幸せにしてみせるよ」と言います。

ここからQに繋がります。

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