エヴァンゲリオン新劇場版:Q

アニメ
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今回は「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」のストーリーを解説しています。ネタバレを含みますのでご注意ください。

読める時間10分
過去作との繋がり5.0
ストーリー難易度5.0
どっきり度5.0
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前記事の「序までの流れ」、「序」、「破」を読んでいただくと、よく理解できるかと思います。
よろしければどうぞ

ざっくり時系列

エヴァンゲリオン新劇場版 Q +空白の14年
  • 空白の14年
    ニアサードインパクト後、シンジとレイを残した初号機が宇宙に封印される

  • ニアサードインパクトの責任追及のため、NERV職員が国連に幽閉される

    ゲンドウと冬月は職員を盾にして逃亡し、ゼーレと手を組む。

  • ゼーレはMark.06に使徒を搭乗させ、リリスとサードインパクトを起こさせる

    何者かによって、リリスにカシウスの槍が刺されたことにより、不発に終わる。

  • サードインパクトの影響で、人類が不完全な進化を遂げ、人間(リリン)を拒む結界「L結界」が世界を覆う

    人類のほとんどが完全体(インフィニティ)の首から上の無いなりそこないとなってしまう。

  • ゼーレとゲンドウは次なるインパクトのために、エヴァや神殺しの戦艦「フォーホースメン」を製造する

    8号機、13号機、使徒を宿したエヴァ「ネーメジスシリーズ」を製造する。

  • 幽閉を解かれたミサトら元NERV職員が、反NERV組織「ヴィレ」を結成する

    使徒の力を得て復活したアスカとともに、マリもヴィレに合流する。

  • Q
    ニアサードインパクトから14年後、ヴィレが宇宙空間で初号機を奪還する

    初号機内のシンジがサルベージ(復元)され、初号機はヴィレの戦艦「AAAヴンダー」のエンジンに組み込まれる。

  • 何も分からずミサトたちに冷たくされたシンジは、「Mark.09」で迎えに来た「アヤナミレイ(仮称)」とともにNERVに行く

    シンジと初号機のシンクロ率は0だったが、エヴァに乗らないように保険として、遠隔爆弾「DSSチョーカー」をミサトから装着される。

  • NERVでゲンドウと再会し、13号機に「渚カヲル」と乗るように命じられる

    徐々に渚カヲルとピアノ演奏などを通じて打ち解けていく。

  • カヲルや冬月からニアサードインパクトのこと、綾波のクローンについて聞かされる

    綾波を助けられておらず、「アヤナミレイ(仮称)」は別人と知り、シンジは深く絶望する。

  • カヲルに2本の槍による「世界のやり直し」を提案され、13号機に乗ることを決意する

    カヲルがシンジのDSSチョーカーを自身の首に着ける。

  • 13号機はMark.09とともにリリスの元へ向かう

    13号機はダブルエントリー仕様になっており、シンジとカヲルが搭乗する。

  • ヴィレはフォースインパクトを阻止するため、アスカとマリが13号機・Mark.09と戦う

    アスカは改2号機で、マリはNERVから強奪した8号機で出撃する。

  • ゲンドウの罠に気づいたカヲルの制止を聞かずに、リリスに刺さる2本の槍を引き抜く

    世界を再生する「カシウスの槍」はなく、両方とも「ロンギヌスの槍」に差し替えられていた。

  • リリスの中から使徒が寄生したMark.06が出現し、13号機を取り込む

  • カヲルは「第1使徒」から存在しないはずの「第13使徒」に墜とされ、フォースインパクトの引き金となる

  • カヲルがDSSチョーカーで自爆し、絶望するシンジ

    カヲルが死亡しても、シンジが13号機にいるため、フォースインパクトが継続。

  • アスカがレイをMark.09から、マリがシンジを13号機から脱出させる

  • L結界に放り出されたシンジ、アスカ、レイは人類との合流を目指して歩き出す

人物紹介

人類
SEELE(ゼーレ)

古くから世界を牛耳ってきた秘密結社。裏死海文書に則って、人類補完計画を進める。エヴァと使徒の融合実験を行う。
脳のみとなって生きるモノリス7体がゼーレのメンバーであり、ゲンドウに指示する。

NERV(ネルフ)

特務機関NERVの総司令でシンジの父。エヴァ初号機に取り込まれた妻の「碇ユイ」に会うために、人類補完計画を画策する。シンジに冷たい一方で、綾波レイには笑顔を見せる。国連の幽閉を逃れて、13号機などを建造する。

エヴァ零号機パイロット。寡黙で常に無表情。唯一、碇ゲンドウに心を開いていた。実際は碇ユイのコピーであり、第2使徒リリスの魂を持っている。

本作は6番目であり、破の綾波レイとは別人。アダムスの器とされるMark.09に乗る。

NERVの副指令官。大学の教え子である碇ユイを通してゲンドウと知り合い、スカウトされる。将棋が趣味。ユイに好意を寄せていた。ゲンドウに付いて、国連の幽閉を逃れ、13号機などを建造する。

月にある棺から目覚めた謎の少年。シンジを知っている意味深な発言を残す。正体は、ゼーレが人型の肉体に第一使徒・アダムスの魂を入れた者。ゼーレの命で一度はNERV総司令になったが、現在はパイロットとして所属する。

エヴァ初号機パイロット。14歳。内向的な性格。小さい頃に母をなくし、離れて暮らしていた父のゲンドウに苦手意識をもつ。料理など家事が得意。ニアサードインパクト後、初号機に取り込まれ14年経過する。

WILLE(ヴィレ)

NERVでエヴァの戦闘指揮官として作戦を立案する。43歳。シンジの保護者として同居する。明るくずぼらな性格だが、セカンドインパクト時に父を亡くしたトラウマを持つ。反NERV組織「ヴィレ」を立ち上げ、艦長となる。

NERVのエヴァ開発責任者。44歳。ミサトとは大学時代からの親友。母の赤木リツコと同じく優秀な技術者であるが、冷徹な一面もある。ヴィレの副館長として、ミサトを支える。

エヴァ2号機パイロット。ドイツ出身。勝気な性格と言動で、使徒と戦うことを心の拠り所としている。パペットに話しかけたり、ゲームしたりと一人を好むが、シンジに興味をもっていく。3号機の起動実験後、使徒の力を得て復活し、ヴィレのパイロットとなる。28歳だが、「エヴァの呪縛」により年を取っていない。

エヴァパイロット。イギリス出身。年齢不詳。エヴァでの出撃時に日本の歌謡曲を口ずさみ、戦闘を楽しんでいる。ゲンドウを古くから知っており、独自の目的をもってエヴァに乗っている。ヴィレのパイロットとなり、8号機に乗る。年齢不詳。

ヴィレの構成員で衛生少尉。シンジのクラスメイト「鈴原トウジ」の妹。兄譲りの関西弁を話す22歳。ニアサードインパクトを起こしたシンジに複雑な感情をもち、エヴァに乗らないように強く注意する。

使徒

詳細解説

破から14年後、ヴィレによる初号機奪還

第10使徒との戦闘と「ニアサードインパクト」から14年後、エヴァ「改2号機」と「8号機」に搭乗するアスカとマリは、宇宙空間に出撃していました。

二人は旧NERV職員によって結成された反NERV組織「ヴィレ」に所属し、NERVにより地球の衛星軌道上に封印された初号機を強奪することを目的としていました。

改2号機と8号機は、初号機を守るNERV側のエヴァ「Mark.04」シリーズと戦闘になり、「コード4A」を連携攻撃で撃破しますが、突如出現した「コード4B」に苦戦します。

危機的状況となったアスカの叫びに応えるかのごとく、コンテナ内の初号機が起動して「コード4B」を殲滅し、初号機の強奪に成功しました

冷ややかな周囲に困惑するシンジ

初号機内から発見されたシンジは目を覚まし、ヴィレの巨大空中戦艦「AAAヴンダー」でミサトたちに再会しますが、周りの冷たい態度に困惑します。

そんな中Mark.04の「コード4C」が出現しますが、神殺しの力をもつAAAヴンダーによる空中戦で撃破します。

シンジは、初号機からレイは発見されなかったこと、シンジが再びエヴァに搭乗し覚醒することがあれば、首に装着した爆弾「DSSチョーカー」を作動させると脅されます。

その矢先、NERVのエヴァ「Mark.09」がAAAヴンダーを襲撃、その機体から聞こえるレイの声にひかれ、ヴィレを去ります。

渚カヲルとの邂逅

荒廃したNERV本部に辿り着いたシンジはゲンドウと再会しますが、建設中のエヴァ「13号機」が完成した暁には、「渚カヲル」と共に搭乗するようにとだけ命じられます。

NERV本部は人気が無く、再会したレイへの違和感や、エヴァに乗ることの迷いに葛藤する中、シンジはピアノの連弾を通じてカヲルと心を通わせ、安らぎを得ていきます。

シンジに友達の安否や第3新東京市の現在を知りたいと言われたカヲルは、シンジがトリガーとなり起こしたニアサードインパクトによって崩壊した大地へと案内します。

ほぼすべての人類が絶滅したことを知り、塞ぎこむシンジは、冬月に将棋に誘われます。

そこでシンジの母「碇ユイ(旧姓=綾波ユイ)」が初号機に取り込まれていることレイはユイのクローンであり、現在のレイは、シンジが助けたレイとは別の複製体であることが明かされます。

世界のやり直し

レイを救えていなかったことに絶望するシンジは、13号機への搭乗を拒否しますが、カヲルはシンジのDSSチョーカーを自身の首につけ、2本の槍(ロンギヌスの槍、カシウスの槍)による世界の「やり直し」を提案します。

シンジはカヲルと共に13号機に搭乗し、レイの乗るMark.09を連れて、「ニアサードインパクト」の爆心地であるセントラルドグマ最深部へ向かいます。

しかし、Mark.06と第2使徒「リリス」を貫く槍、リリスのみ貫く槍が両方とも「ロンギヌスの槍」であることにカヲルは気が付き、槍を抜くことをやめようと言います。

そこへアスカの改2号機とマリの8号機が出現し、13号機による槍の使用を阻止しようとしますが、世界をやり直すことに燃えるシンジは、カヲルの制止を聞かずに槍を引き抜きます。

その瞬間リリスの骸は崩壊し、Mark.06体内で生き残っていた「第12使徒」が活動再開し、第13号機を包み込み、第13号機は使徒のコアを取り込んで覚醒に至ります。

フォースインパクト

ヴィレはヴンダーで第13攻撃を攻撃し、「フォースインパクト」を止めようとしますが、レイの制御が不能となったMark.09による妨害に遭います。

アスカは改2号機を「獣化第4形態(第2種)777(トリプルセブン)」へと変形させ、レイと自身を脱出させた後に改2号機を自爆させてMark0.9を破壊します。

フォースインパクト発動に嘆くシンジに、ゲンドウの策略によりカヲルが「第1使徒」から「第13使徒」に墜とされ、「フォースインパクト」のトリガーになったと告げます。

2本のロンギヌスの槍を13号機に自ら突き刺し、「また会えるよ」という言葉を残して、DSSチョーカーの発動により、カヲルがシンジの目の前で絶命します。

人類を求めて歩き出す3人

13号機は覚醒状態を脱し、マリが第13号機のエントリープラグを強制的に排出することでフォースインパクトが収束しました。

地上に不時着したエントリープラグの中でうずくまるシンジを、アスカは引き起こし、「L結界」のない人類活動可能領域を目指して歩き始めます。レイも二人の後をついていきます。

シンジたちパイロットは「エヴァの呪縛」があるため、年を取らず、L結界の中でも活動できるんですね。

ここからシンに繋がります。

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